インドネシアの社会保険料 【外国人労働者も加入義務あり】

インドネシアの社会保険料の仕組みを表したイラスト

インドネシアの社会保険は外国人含む全労働者強制加入です。
仕組みをしっかりと理解して、払い忘れや違反が無いように気を付けましょう。

 

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現採シンジ

手取り給与契約のことがほとんどの現地採用でも、
インドネシアの社会保険制度に関してはしっかりと理解しておきましょう。
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現採神

制度が急に変わったりするもんで、
会社がしっかりやってくれていると過信しすぎるとちと怖いんじゃよ。
帰国する駐在員と違って現地採用は滞在を続けるんじゃから、ペナルティは引き継がれていくしのう。

インドネシア社会保険料について

インドネシア社会保険の種別に関して

現行BPJS制度の枠組 加入義務 旧制度略称
1 医療保障 BPJS Kesehatan 外国人労働者を含む全労働者が強制的に加入 JPK
2 労働災害保険 BPJS Ketenagakerjaan JKK
3 死亡保障 JKM
4 老齢保障 JHT
5 年金 外国人労働者は加入義務なし JP

以前JAMSOSTEKと言われていた制度から2014年よりBPJSという制度に代わりました。
取り合えず現行のBPJSのみ理解しておきましょう。

外国人労働者がインドネシアで年6か月以上就労する場合、
インドネシア人と同様にBPJS加入義務があります。
外国人労働者は年金のみ加入義務は免除されます。

インドネシア社会保険料の料率に関して

事業主 従業員
1 医療保障 4%

(固定賃金の上限は7juta)

1%

(固定賃金上限7juta)

2 労働災害保険 業種のリスク度合いにより五段階で設定
(0.24%,0.54%,0.89%,1.27%,1.74%)
無し
3 死亡保障 0.3% 無し
4 老齢保障 3.7% 2%
5 年金 2% 1%
A 合計(年金含む) 10.24%から11.74% 4%
B 合計(年金含まず) 8.24%から9.74% 3%

外国人労働者の場合、年金は加入義務がありませんので、
上記表のBのところを参照してください。
事業主負担が8.24%から9.74%
従業員側負担が3%となります。

事業種負担の%に幅があるのは、労働災害保険(JKK)の割合レンジに由来します。
これは業種のリスク度合いによって割合が変化します。
詳しくはBPJS当局のWEBサイトで確認できます。

 

インドネシア現地採用の社会保険料

上記の社会保険料率表に従業員支払い分があります。
現地採用の場合、手取り給与で契約している場合、
従業員支払い%分も会社が負担している形になります。

雇用主(会社)はその従業員が社会保障制度に加入させ、
従業員負担部分は個人の給与額から天引き控除し、
会社負担分と共に支払っています。

そのため上記表の社会保険料の実際は、
会社負担が11.24%から12.74%で、従業員実質負担は0%。
(業種の安全リスク度合いによって割合に幅があります)

医療保障に関しては計算に用いる月額固定賃金基準額の上限が7%のため、
会社負担が6.24%から7.74% + IDR 350,000 という計算式になります。

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現採シンジ

現地採用であっても、
普通の日系企業であれば何の心配もしなくとも会社がしっかりと払っているはずです。
しかし、会社任せにせずに自分でもしっかりと把握してください。
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現採神

自分の手取り給与以外に会社がどれだけの費用を負担しているのか把握しておくことで、
現地採用としてどれだけパフォーマンスを出さなければいけないか考えやすくなるかものう。

まとめ

インドネシアの社会保険システムはBPJSと呼ばれBPJSの中にカテゴリがある。
6か月以上就労する外国人労働者も加入義務がある。(年金を除く)
現地採用の場合、給与が手取りで契約しているので、
従業員負担分も会社が払っている。

月の手取りが7juta以上の場合の社会保険料は、
月額固定賃金×(6.24%から7.74%)+IDR 350,000。